ココナッツオイルの使い方は、実にさまざま。
顔・肌や髪などの美容に使う使い方、ジュースやコーヒーなどの飲み物に入れる
使い方、料理に使う使い方などたくさんありますが、今回はお米を炊く時に
ココナッツオイルを入れて、ごはんのカロリーが半分になるお米の炊き方を
ご紹介します。
カロリーを気にして、炭水化物ダイエットでご飯を抜いていた方にも
嬉しい使い方です。
ココナッツオイルを使用してお米を炊くだけで、ごはんのカロリーが50~60%も
カットされるそう♪
ココナッツオイル入りのごはんのカロリーがカットされる理由
その秘密は、お米に含まれる「レジスタントスターチ」と呼ばれる、
消化されないでんぷんにあります。
レジスタントスターチとは、でんぷんの一種で、雑穀や豆などの穀類や、
コーンフレークやパスタなどのでんぷん質由来の食品の一部に含まれています。
レジスタントスターチを摂取することによって、
・血糖値の上昇を抑制させる
・大腸に届くと腸内細菌により発酵が促され、善玉菌の増加につながる
・中性脂肪やコレステロールの上昇を抑制する
・空腹感を抑制する
・摂取カロリーを制限させる
などの効果があります。
レジスタントスターチは、一度加熱して冷やすことによって生まれますが、
冷やしたものを再度温めるとその効果がほとんどなくなってしまうのがネック。
そのため、冷たいごはんやおにぎりだと効果があるものの、冷たいごはんは
なかなか食べれない・・・ですよね。
つまり、冷えていないと効果がないレジスタントスターチですが、
ココナッツオイルを入れて炊いたごはんは、一度冷やした後であれば、
再度加熱しても効果が変わらないことが分かったのです。
そう!再加熱して温かいご飯を食べても、レジスタントスターチの
効果がそのままなので、カロリーが約半分もカットされるというワケなのです。
ごはんのカロリーを50~60%カットする炊き方
●材料(1合分)
・お米・・・1カップ
・熱したお湯・・・200ml
・エクストラバージンココナッツオイル・・・小さじ2
●作り方
1、お鍋または炊飯器に洗ったお米とお湯を入れる。
2、(1)にココナッツオイルを加えて、よく混ぜる。
3、お鍋の場合・・・鍋を火にかけ、とろ火で約40分炊き、
炊き上がったら蒸らす。
炊飯器の場合・・・スイッチを入れて炊飯する。
4、炊き上がったごはんを保存容器に移して、冷蔵庫で12時間ほど
冷やす。
一度冷やしたら、電子レンジで再加熱してOK!