2016年3月13日のこの差って何ですか?で、病気を予防する効果があるオリーブオイルとエゴマ油が紹介されていました。
そして、今注目されている油が「マカダミアナッツオイル」。
加熱していい油は、加熱しても成分が変わらないキャノーラ油・紅花油・米油・ひまわり油・ココナッツオイル・オリーブオイル。
加熱しない方がいい油は、加熱する(特に100℃以上)と「過酸化脂質」という悪い油が出来てしまうエゴマ油・亜麻仁油・サラダ油・ゴマ油・コーン油・大豆油・綿実油・グレープシードオイル。
たくさん種類がある油の中で、病気を予防する効果がある油が「オリーブオイル」と「エゴマ油」。
成人で1日に大さじ3杯くらいが目安です。
オリーブオイル
オリーブの実を絞った油。
心筋梗塞・動脈硬化・高血圧を予防する効果があります。
オリーブオイルには75%ものオレイン酸が含まれていて、その他の油に比べてオレイン酸の含有量がトップ!
オリーブオイルは豆腐ハンバーグや麻婆豆腐などの料理に使うと効果的。
大豆の中に含まれている大豆イソフラボンは、血管を広げてくれる効果があり、オレイン酸と相性が良いので、オレイン酸と大豆イソフラボンの相乗効果で血管が若返ります。
値段が高いオリーブオイルと値段が安いオリーブオイルの差
「オリーブオイル」と「エキストラバージンオイル」の差は、ろ過しているかどうかの差。
値段が高いオリーブオイルは、ろ過されていて、オリーブオイルの性質以外のものを除いています。
一方、値段が安いオリーブオイルは、ろ過されていません。
どちらも栄養価は同じです。
エゴマ油
エゴマというシソ科の実を絞った油。
心筋梗塞・動脈硬化・高血圧に加え、糖尿病・認知症を予防する効果があります。
エゴマ油に含まれている「α-リノレン酸」は、血液をサラサラにしてくれて、脳細胞の活性化をもたらしてくれます。
α-リノレン酸は、青魚のEPAやDHAと同じ仲間なので、α-リノレン酸を摂れば青魚を食べなくても体の中でEPAやDHAに変えてくれます。
亜麻仁油にもα-リノレン酸が含まれていますが、エゴマ油の方が多く含まれています。
エゴマ油は、卵かけごはんやカルパッチョなどの料理に使うと効果的。
マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルに含まれる「パルミトレイン酸」が、シワやたるみに効果的で、さらには糖尿病にも効果があるのでは?と言われています。
ナッツには食物繊維が含まれているので、ナッツをそのまま摂取する方がお肌を含めて健康に良いそうです。