アボカドオイルはミネラルやファイトケミカルが豊富で、女性ファンが多いアボカドの豊富な栄養素を効率的に摂取できるオイルとして人気。
抗酸化作用が抜群なので、美容効果もばっちり期待できます。
最近では、飲む美容液として女性に大人気です。
また、味にくせがないので、デザートやお肉料理など幅広い調理に使えます。
アボカドオイルとは?
アボカドオイルは、オメガ9系で、アボカドの果実から抽出される油。
メキシコ・アメリカ・ニュージーランドなどの中南米が主な原産地で、500種以上も品種があるとも言われます。
色は未精製のエキストラ・ヴァージンなどが濃い緑色で主に食用として、
精製されたオイルは主に美容用として使われています。
「森のバター」と呼ばれるほど栄養価が高いアボカドは、
特に女性から大人気。
栄養価に優れていると分かっていても、やっぱりアボカドは苦手・・・
という方もいますよね。
そんな方にもアボカドオイルはオススメです。
また、アボカドオイルは果実同様にコクと甘さが特徴なので、
オメガ9系のオレイン酸を摂取したいけど、オリーブオイルの苦味が苦手・・・
という方にもオススメ。
アボカドは、脂質、食物繊維、ビタミン類、ミネラル類など
豊富な栄養素を含み、その果実から抽出されるアボカドオイルにも
果肉と同様の栄養素を含んでいます。
脂肪酸の割合は、オメガ9系のオレイン酸66%、パルミチン酸16%、オメガ6系のリノール酸12%。

アボカドオイルの効果・効能
アボカドオイルに含まれるビタミンB群が肌細胞の生まれ変わりを促進してくれます。
ビタミンB1は肉体的な疲労にも効きます。
また、ビタミンEとβ-カロテンは、老化の原因となる活性酸素のはたらきを抑える抗酸化作用があります。
β-カロテンは、黄班変性症や白内障、緑内障の予防が期待でき、
また、ストレスへの抵抗力も高めてくれます。
さらに、抗がんや夜盲症・黄班変性症の予防に効果があるルテインも多く含まれています。
植物ステロールの中でも、日本のトクホ(特定保健食品)に認定されている成分「β-シトステロール」を多く含んでいるので、脂肪の吸収を抑えたい人やダイエットにも最適のオイルです。
精製されたアボカドオイル
精製されたアボカドオイルは、美容用に利用されています。
保湿やシミ・くすみの予防などに効果がありますが、やや質感が重く、粘度も強いので、伸びがよくありません。
酸化防止のためにも、酸化安定力の強いオイルとブレンドすると使い勝手がよくなります。
アボカドオイルのオススメ調理法
酸化しにくいので炒めものや揚げものなどの加熱調理にも使えます。
生食でもOK!
くせや主張のない味で、まろやかなので、どんな料理でも合わせられます。
アボカドオイルでお肉をマリネして焼くと、お肉のうま味が増して柔らかくなる効果もあります。
スムージーに入れると1杯で十分腹持ちするのも魅力。
保存方法
常温で保存可能。
開封前、開封後のどちらとも直射日光を避け、湿気や熱のこもらない暗所に保存しましょう。
おすすめのアボカドオイル
●エキストラバージンアボカドイル(オリバード)
上品な味わいで、醤油やポン酢とも合います。
●エクストラバージンアボカドオイル(グローブ)
まろやかでやさしいお味で、フルーティーさ抜群。
●アボカドオイル プレミアム(ロシオ・デル・ボスケ)
透明度の高い黄金色で、美容用オイルとしても使えます。
●オーガニックエキストラバージンアボカドオイル(オリバード)
コレステロール、トランス脂肪酸ゼロの完全無添加の商品で、アボカドオイルのなかでも特にオススメ!
1本につきケニア産のアボカドを焼く20個使用。
コレステロールの吸収を抑える植物ステロールが大さじ1杯につき60mg含まれています。
●エキストラバージンアボカドオイル(オメガニュートリション)
アボカドの味わいをそのまま閉じ込めたエキストラバージンオイル。
255℃くらいまで加熱可能。
100gあたりビタミンEが16.4mg。