甘い香りで上品なコクがあるマカダミアナッツオイルは、健康にはもちろん美容にも嬉しい効果がたくさんあり、アンチエイジングに最適なオイル。
ベトベトしない使用感なので、クレンジングやヘアケアとしての使い方も人気!
食用ではお菓子にも使える油なので幅広く調理に使えます。
それでは、マカダミアナッツオイルの効果・効能を詳しくみていきましょう。
マカダミアナッツオイルの特徴
マカダミアナッツといえば、ハワイの定番のおみやげですよね。
主にアメリカやオーストラリアで生産されていますが、原産地はオーストラリアで、ヤマモガシ科の常緑高木。
原料となる種子は、硬い皮で覆われた丸い果実の中に1~2個入っています。
甘い香りが特徴で、料理だけではなく、お菓子作りの油としても使うことができるので、幅広く使える油として女性に大人気。
素材そのものの風味がギュッと凝縮されていて、上品なコクもあり、甘くて美味しいのがマカダミアナッツオイル。
また、美容に関して、女性には嬉しいメリットもたくさんあります!
マカダミアナッツオイルは、人間の皮脂にも含まれているため、肌への負担が少なく、浸透力もひときわ高いので使用後もベトベトした感じがありません。
その浸透力の高さから、別名「ヴァニシングオイル(消えるオイル)」とも呼ばれています。
保存方法
常温で保存が可能。
開封前、開封後のどちらとも直射日光を避け、湿気や熱のこもらない暗所に保存しましょう。
マカダミアナッツオイルの効果・効能
マカダミアナッツオイルは、食用ナッツオイルの中で最も多く不飽和脂肪酸を含むオイルです。
「オレイン酸」と「パルミトレイン酸」が豊富に含まれていますが、パルミトレイン酸の含有率の高さは、マカダミアナッツオイル以外の他のオイルに比べると断トツ。
パルミトレイン酸は、パルミチン酸から生成される脂肪酸で、マカダミアナッツなどに多く含まれています。
ただ、脂肪酸なので、多く摂取するとエネルギーを生成するため、肥満や生活習慣病の原因になることがあるので、摂り過ぎには要注意!
脳卒中や高血圧の予防
パルミトレイン酸は、全身から脳の血管にまで入り込んで行き渡せるため、血管を強くする効果があります。
加齢とともに、脳の血管は細くなって衰えてくるので、パルミトレイン酸を摂取することで、脳の血管が強く丈夫になり脳卒中や高血圧の予防につながります。
脳の血管にまで効果があるものはごくわずかなものだけなので、パルミトレイン酸の凄さとも言えるでしょう。
糖尿病の予防
パルミトレイン酸には、インスリンの分泌を促進する働きがあります。
インスリンの分泌自体が低下して発症する糖尿病の予防に効果的です。
また、マカダミアナッツオイルは糖質ゼロなので、糖尿病の人にもオススメのオイルです。
がんの予防
マカダミアナッツには、カリウムが豊富に含まれているので、体内のナトリウムを調節し余分な物質を排出します。
また、含有率が高い「セレン」が活性酸素を除去するため、がん予防にも効果的。
シワやたるみなどの老化防止
パルミトレイン酸は、もともと私たちの皮脂にも含まれている成分のひとつですが、年齢とともに含有量が減少してしまいます。
30歳を過ぎると皮脂の分泌がだんだん減ってくることによって、肌のみずみずしさが失われ、シワやたるみの原因に。
パルミトレイン酸が皮脂に潤いを与えることで、皮脂の分泌を促し、皮膚を再生させます。
乾燥肌対策にはもちろん、アンチエイジングにも効果的。
マカダミアナッツオイルの使い方
クレンジングオイルとして
粒子がとても細かいのでメイクとも馴染みがよく、毛穴の奥に入り込んだファンデーションも落としてくれます。
クレンジングオイルに必ずといっていいほど入っている「石油系界面活性剤」などが入っていないため、肌にマイルドかつツッパリ感がありません。
保湿用美容液として
通常、洗顔→化粧水→美容液→乳液→クリームという順番でスキンケアをしている人も多いかと思いますが、マカダミアナッツオイルなら、洗顔後に美容液としてつけるだけでOK!
保湿性が高いので、この2ステップのスキンケアだけで満足感があります。
さらに、マカダミアナッツオイルは、一緒に使う化粧品の浸透力を高めてくれる「ヴィークル効果」もあります。
マカダミアナッツオイルは、肌本来が持つ力を維持し・回復を助けてくれるので、あえていろんなスキンケアを使わない方がベター。
ヘアケア用オイルとして
ヘアケア用のオイルとしても使えるのは、マカダミアナッツオイルの保湿力が高いから。
髪に栄養と潤いを与えてくれるので、しっとりツヤツヤの髪に導いてくれます。
特に枝毛やパサつきが気になる方にオススメ。
髪を洗った後にタオルドライし、毛先から全体に絡ませるように馴染ませたらOK!
マッサージオイルとして
マカダミアナッツオイルには、オイル特有のベトベト感がなく、肌に浸透しやすいため、顔や体のマッサージオイルとしても最適。
顔だけではなく、体にも添加剤が配合されていないものを使うことが大事!
エッセンシャルオイルとの相性も良いので、自分だけのお気に入りマッサージオイルも作れちゃうところが魅力です。
マカダミアナッツオイルのレシピ
マカダミアナッツオイルは、加熱しても生で食べてもOK!
色・香り・味のいずれもおだやかなので、おかずにもお菓子にもと、幅広い調理に向いています。
マカデミアナッツオイルでカルパッチョ
淡白なカルパッチョには、コクのあるマカダミアナッツオイルが良く合います。
ヴィーガン対応 ベイクドチーズケーキ
甘くて美味しいマカダミアナッツオイルは、スイーツにも最適なオイルです。
ヘルシーマカダミア入り食べるラー油
マカダミアナッツオイルで作るヘルシーな「食べるラー油」。
これはクセになりそうな味ですね!
オススメのマカダミアナッツオイル
●マカダミアナッツオイル(オリバード)
オーストラリア クイーンズランド州の高品質なマカダミアナッツ100%で作られている香り豊かなマカダミアナッツオイル。
●マカダミアナッツオイル(ユウキ食品)
南アフリカの豊かな自然で育ったマカデミアナッツをコールドプレス製法で抽出した食用のマカダミアナッツオイル。
ナッツの香ばしい香りが広がるオイルです。
●マカダミアナッツオイル
添加物を一切含まない100%ピュアなマカダミアナッツオイル。
クレンジング、保湿美容液、ボディケア、ヘアケア・・・など、全身に使えるオイル。
これ1本さえあれば大丈夫!