2017年2月2日のNHKあさイチで、アロエ化粧水の作り方やレシピが紹介されていました。
アロエは「医者いらず」と言われ、美肌、整腸、育毛、二日酔いなどさまざまな効果・効能があります。
アロエの効果・効能
●アロイン→便秘改善、血圧抑制
●アロエエモジン→消化促進
●アロエシン→美肌・抗菌
●アロエウルシン→抗炎症作用
●アロエチン→抗カビ・抗菌
●アロエマンナン→抗がん・血行促進
●ムコ多糖類→保湿
日本でよく見られるのが「キダチアロエ」と「アロエベラ」。
キダチアロエは、薬用に使われることが多く、アロエベラは、食用に使われ、ヨーグルトなどに入っているものです。
アロエはアフリカ原産で、1年を通して温暖な伊豆半島の南部にある下田市では、町のあちこちにアロエが自生する、まさにアロエの里なのです。

アロエ化粧水の作り方
美肌や美白の効果が期待できるのが、アロエに含まれる「アロエステロール」。
この成分を存分に活かせるのがアロエ化粧水です。
●材料(800ml分)
・キダチアロエ・・・4~5本(250グラムほど)
・麦焼酎(他のお酒でも代用可)・・・720ml
・グリセリン・・・100ml
・レモンの皮(お好みでほかの果実の皮でも可)・・・3コ分
●作り方
1、アロエのトゲをとる(ピーラーなどでも可能)。
2、皮ごとアロエを幅5mmほどの短冊切りにする。
3、瓶に入れて、香りづけにレモンの皮なども入れる。
4、(3)にグリセリンと殺菌効果のある麦焼酎を入れて混ぜる。
5、3週間~1か月ほど置けば完成!
週に1度、かき混ぜると良い。
アロエずし
アロエに含まれる「アロイン」という成分は、お通じがよくなりデトックス効果があります。
●材料(2人前)
・キダチアロエ(皮つき)・・・400g
・お米・・・2合
・酢・・・70ml
・砂糖・・・2本
・塩・・・1本
・梅(中くらい)・・・2コ分
・カツオの削り節・・・2パック(8g)
●作り方
1、アロエのトゲをとる(ピーラーなどでも可能)。
2、アロエの両面の皮を切り取り、ゼリー部分だけにする。
3、ゼリーの部分を氷水でしめる。
4、ゼリーの部分を5cmほどに切り分ける。
5、酢飯の上に練り梅とアロエの切り身、カツオ節をのせれば出来上がり!
練り梅は梅2つに対して、カツオ節を1パックほど。
酢は米2合に対して70mlが目安。
下田ではしっかりとした味付けだそうです。

アロエのくずきりふう
お手軽にできる絶品!アロエデザート。
●材料【キダチアロエ500g(皮付きの状態)で調理した場合】
・キダチアロエ・・・500g(皮をむくとおよそ250gになる)
・上白糖・・・125g
・レモン汁・・・13g
・本ゆず・・・1コ(30g)
●作り方
1、アロエのトゲをとり、両側の皮を切る。
2、一枚のゼリーになったら、縦に半分に切り、太い麺のようにする。
3、分量分切り終わったら、1分間熱湯でゆで。
青くさい風味がとれて、食感がもちもちになります。
4、ゆでたアロエを水でしめて、少し水を切ったらボウルに入れる。
5、アロエを入れたボウルに上白糖を数回に分けて入れて混ぜ、レモン汁と本ゆずも搾って混ぜる。
6、砂糖が溶けて透明になるまで混ぜて待ったら出来上がり!
アロエの食べすぎは、おなかが緩くなる可能性があります。
アレルギーが心配な方や妊娠中の方は医師に相談してください。